試合結果
Into The Fight 2016
2016年2月28日

【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】1596人(満員)

▼ダークマッチ キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ 60分一本勝負
<王者>○渡瀬瑞基&梅田公太 vs 福田洋&ワンチューロ●
7分19秒 片エビ固め
※バックドロップ。渡瀬が3度目の防衛に失敗、ワンチューロが第12代王者となる。

▼オープニングマッチ KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>高木三四郎&大鷲透&●平田一喜 vs 樋口和貞&勝俣瞬馬&岩崎孝樹○<挑戦者組>
11分58秒 首固め
※T2ひーが初防衛に失敗、樋口組が第24代王者組となる。

▼第二試合 30分一本勝負
赤井沙希&○大石真翔 vs 男色ディーノ●&スーパー・ササダンゴ・マシン
8分38秒 直伝!トルネードクラッチ

▼第三試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●竹下幸之介 vs 佐々木大輔○
1分41秒 佐々木式ウラカンラナ

▼第四試合 4WAYタッグマッチ 30分一本勝負
○木高イサミ&関根龍一 vs 彰人●&ヤス・ウラノ vs 坂口征夫&マサ高梨 vs 石井慧介&高尾蒼馬
8分50秒 片エビ固め
※絶槍

▼第五試合 DDT EXTREME級選手権試合~3人でおこなうシングルマッチ・ルール 60分一本勝負
<王者>○ケンドー・カシン vs アントーニオ本多<挑戦者> vs ヨシヒコ●<挑戦者>
10分44秒 飛びつき腕ひしぎ逆十字固め
※第34代王者が3度目の防衛に成功。

▼セミファイナル スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●遠藤哲哉 vs 石川修司○
14分44秒 エビ固め
※スプラッシュマウンテン

▼メインイベント KO-D無差別級王座次期挑戦者決定戦 30分一本勝負
○HARASHIMA vs 入江茂弘●
19分52秒 体固め
※蒼魔刀。3月21日両国国技館大会のメインイベントでおこなわれるKO-D無差別級選手権試合は<王者>木高イサミvsHARASHIMA<挑戦者>に決定。

【Into The Fight 2016のまとめ】
28日、東京・後楽園ホールにて「Into The Fight 2016」がおこなわれた。まずはキング・オブ・ダーク選手権タッグマッチから。第11代王者の渡瀬瑞基は梅田公太とのタッグで福田洋&ワンチューロを相手に3度目の防衛戦。福田とワンチューロの連係に捕まった渡瀬だが、梅田のアシストを受けて奮闘。福田のラリアットを誤爆を誘い、ワンチューロにはDDT。さらに急角度バックドロップでフォール勝ち。渡瀬は自力初勝利でキング・オブ・ダークから抜け出した。亜門GMはワンチューロにキング・オブ・ダークの説明をし、「これが嫌だったら両国前の春日部でキング・オブ・ダークを組むから。そこで対戦相手に押し付けて。じゃないと両国もダークマッチになっちゃうからね」と声をかけた。ワンチューロは「いやだー!」と叫びながら退場。
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鶴見亜門GMの前説では飯伏幸太の退団、「飯伏プロレス研究所」所属として3・21両国で復帰することが報告されたほか、以下の事項がアナウンスされた。

○DDTでは後楽園規模以上の大会で企業向けに冠スポンサーを募集する。第1弾の6・28後楽園大会は「BLACKOUT presents KING OF DDT 2016 TOKYO」。
○ブラウザゲーム「リング☆ドリーム女子プロレス大戦」の女色ディーノ、高木三四郎、KUDOの声が初披露された。
○3月19日、東京・渋谷のヨシモト∞ホールでおこなわれるDNA×よしもとのコラボイベントの決定出演者はニューヨーク、バビロン、ゲオルギー広永。DNAは渡瀬をはじめとするほぼフルメンバー。
○3・21両国大会に参戦するLiLiCoのTシャツが発売されることに。本人によるサイン会も開催予定。
○3・21両国大会でファンクラブ会員限定のバックステージツアーも開催される。
○3・21両国のKO-Dタッグ選手権試合はウチコミ!がスポンサーに。同大会はDDT選手出演のウチコミ!のCMがオンエアされる。
○DDTの旧事務所がベストストレッチ新宿御苑前店として春先にオープンする。「ゆくゆくは整骨院も併設したいと思っております」(亜門)。
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その後、亜門GMはオープニングコールに井上麻生を呼び込もうとするも、マックスルチャのベルトを持った佐々木が登場したが、タイトルマッチにはせず、ただただ亜門GMにローキックを見舞って退場。まさしく踏んだり蹴ったりの亜門GMに呼び込まれた麻生は「経過はすごく良好です。近々皆さんにいい報告ができたらなと思います。よろしくお願いします」と挨拶しオープニングコール。
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第1試合はKO-D6人タッグ選手権試合。第23代王者組の高木三四郎&大鷲透&平田一喜は樋口和貞&勝俣瞬馬&岩崎孝樹を相手に初防衛戦。DNA軍はDNAのテーマ曲に乗って登場。高木&大鷲がリングインしたあと、あの曲が流れて平田がリングインするもダンスなし。マイクを取った平田は「おい! DNAのペーペーども! ようやくタイトルマッチ当日を迎えたな。せいぜいトレーニングは頑張ってきましたか? やっぱりVでも言った通り、オマエらなんて俺のダンスもGO!も必要…」と言いかけたところでDNA軍が襲い掛かって試合スタート。終盤にDNA勢の猛攻を食らった平田が樋口のカナディアン・バックブリーカーで大ピンチ。すると高木がエプロンからサングラスを平田に手渡すことに成功。これで無双状態になった平田がカナディアンを抜け出すや勝俣ともども両腕ラリアットでなぎ倒すと岩崎には雪崩式フランケン。バイアグラドライバーを阻止された平田は奇跡を呼ぶ一発逆転首固めを決めるも、岩崎が切り返して3カウント。DNA軍が白いベルトをもぎ取った。
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【試合後のコメント】
勝俣 いや~、嬉しいですね。最後、岩﨑が頑張ってくれたお陰でこのベルトが僕たちの手元に来ましたよ。まあね、岩﨑のキッカケで僕たちに火がついたんで、この勢いのまま突っ走っていって。DDTはユニットがいっぱいいるんで闘っていきたいですね。
樋口 急にぐわっと流れで(タイトルマッチが)決まった感はあるんですけどね。闘っているうちに岩﨑さんのどうしないといけないという…時代というか、そういうのを動かさなきゃいけないなっていう気持ちを自分たちは横にいて感じたわけですよ。その上でこうやって結果がついてきたんで、自分もよかったなと本当に思いますね。DNAの勲章がやっと獲れたなと、そう思います。
岩崎 (擦れた声で)ちょっと声が出ないんですけど、まず何とか俺ら若い力でこのDDTを盛り上げたいという気持ちが強くてですね、このチャンスを何とか活かそうと思って。ペーペー、ペーペーと馬鹿にされてきたんでね、やっぱり上の世代に対して下剋上じゃないですけど、どのユニットに対しても噛みついていきたいなと思います。で、俺ら3人でこのDDTをかき乱すじゃないですけど、盛り上げていきたいなっていう気持ちが強いです。
勝俣 やってやるぞ! なあ?
樋口 はい。

――前々回と同じような展開だったんですけど、今回最後に逆転できた要因は?
岩崎 やっぱり同じ手で2連敗しているんで、3回目負けたらやっぱり恥ずかしいでね。何としても見切って返す、返し方を1週間ずっと考えてました。
――あの技の名前は覚えたんですか?
岩崎 長くて覚えられないんで。
勝俣 なんだっけ? お前が2連敗した技の名前だよ、覚えろ!
樋口 奇跡を呼ぶ……。
岩崎 奇跡を呼ぶ…一発逆転…首固め!
勝俣 何か変わってるな?(苦笑)なんでお前、この前と同じことになってんの?
岩崎 いや、長いんですよ。長いから覚えきれない。
勝俣 そうだな。でもまあ三度目の正直だ。返したんだやっと、あのグルグル逆転首固めを。
岩崎 (記者たちに)何かありますか?
勝俣 人の話、聞かないなコイツ。

――他のDNAのメンバーがベルト戴冠を喜んでいたのが印象的だったが、他のメンバーに感謝の気持ちとかは?
岩崎 やっぱりみんな仲間がいて、この二人もそうですけど全員が(セコンドに)ついてくれて、僕がやられているときも応援してくれたんで。あと僕が負け続けた時もファンの方がすごく応援してくれて。そういう人たちに感謝したいなって。あと親、両親もすごく応援してくれたんで、みんなに感謝したいと思います。みんなで獲ったベルトなんで、しっかり守っていきたいと思います。
勝俣 お爺ちゃん、お婆ちゃんが喜んでいたよ。そこで座って見てた方で。
岩崎 マジっすか?
勝俣 ただそれだけなんだけどな。
岩崎 はい。
勝俣 やってやるぞ!
岩崎 守っていきたいと思います。
勝俣 DNA暴れるぞ! 変えるぞ、変えるぞ時代を。

20160228 (27)
第2試合は赤井沙希&大石真翔vs男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシンのタッグマッチ。ただいま3・21両国で対戦する曙の弱点のケツ集めに奔走中のディーノは「今日も適用されますよ」と言うと、尻を隠そうする赤井に「何、アンタ芸能人ですからみたいなツラしてるの。アンタもオスカー、私もオスカー。もしそうなったとしても、オスカー同士の揉め事であってDDTは一切関係ない。そもそもアンタに興味がないし、自分のケツに商品価値があると思ってんの? アンタ、肉感で勝負している女だっけ? 勘違いしやがって」と小バカにし、大石には「オメエのケツを取りにいくからな。かかってこい」と挑発。この発言にカチンときた赤井が先発を買って出るもディーノのアイアンクローに苦しめらる。替わった大石もディーノのシーソーホイップからササダンゴの垂直落下式リーマンショックを食らってしまうと、カットに入った赤井にはディーノが垂直落下式ブレーンバスターで蹴散らす。終盤にはササダンゴが大石に垂直落下式リーマンショック。ロコモーションで決めて終わらせようとするが、ディーノが「今日は負けられない。念には念を」と制してコーナーで尻を出す。大石を地獄門へと送ろうとするササダンゴ。切り返されて地獄門に吸い込まされたがマスクでセーフ。すると大石がマスクをめくって地獄門。さらにマスクを前後反対にすると視界を失ったササダンゴが誤ってディーノに垂直落下式リーマンショック。すかさず赤が新人賞を決めると、大石がトルネードクラッチで丸め込んで勝利した。
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試合後、大石は「今日もケツは集まらなかったな。両国の曙戦、ケツが一つもないんじゃカッコつかないな。安心しろ。お前の一つ目のケツはこの俺、大石真翔のケツだよ! カッコイイ俺がお前のためにケツ出してやるよ!」と助け船。続いて「おい、来てるんだろ! LiLiCo、出てこいや!」と呼び込む。『ファイナルカウントダウン』が流れるとLiLiCoは宮武とともに登場。大石「LiLiCoさん、お久しぶりです。両国国技館、お前と闘うのは大石真翔、赤井沙希、レディビアードのカワイイコネクション。オメエのパートナーは一体誰だ?」LiLiCo「パートナー? 気になる? 亜門さ~ん、ちょっと来て」大石「早くしろ、モジャ!」亜門「なんでしょう」LiLiCo「本当は宮武クンと一緒にやるはずだったのに、ケガしやがってよぉっ! 使えねえ! 全然使えねえよ! でもね。私ずーっとさっきから見てたの。そこで私の好みのイケメン2人、見つけちゃった!」亜門「イケメン2人?」LiLiCo「梅田クンと渡瀬クン」亜門「さすがLiLiCoさん、お目が高い! 今、DDTの一押しの2人なんですよ~! おい、梅田、渡瀬、リングに上がれ! LiLiCoさんのご指名だよ!(渡瀬と梅田がリングイン)渡瀬瑞基はよしもとさんとの2団体所属でてのりタイガーっていう芸人もやってるんです~。マスクもいいし、一押しの一人なんです」LiLiCo「おいしそう!」亜門「梅田は若干20歳。まだ未経験の部分もあるんで、いろいろ教えてやってください!」LiLiCo「食べごろ!」亜門「お前ら喜びの声を」渡瀬「……大丈夫ですか?」梅田「……とくに」亜門「こんなチャンス滅多にないんだぞ! LiLiCoさんと組めばマスコミさんから取材される機会もあるし、オマエら2人の知名度もガーンって上がるんだよ! 渡瀬なんか芸人としてLiLiCoさんと絡める機会なんか一生こないんだから!」LiLiCo「2人わかってないね」亜門「とにかく決定です!」LiLiCo「試合前においしいもの一杯食べさせてあげるからね~。お肉でいい?」梅田と渡瀬は肉に釣られて大喜び。赤井「おい、ババア! 梅田クンでも渡瀬クンでも関係ないねん。どういう覚悟でリングに上がってんのか知らんけど、リングに上がったら芸能界の先輩後輩関係ないから!」LiLiCo「ちょっとその前が気になるけど、なんて言ったかな? オマエもババアだよ!」赤井「うっせえ。キューティクルこしらえてから両国臨むんやな。そのアイアンマンのベルト、必ずウチが取り返してやるからな」LiLiCo「やってみなさいよ。いいよ、ここにあるからよ~」LiLiCoと赤井で頭をワシ掴みにしてにらみ合うとセコンドに分けられた。LiLiCo「家帰ったらこのチャンピオンベルト、デコってみようかなってツイートしてたよな。でもアタシのものになったよな! 代わりにデコってやったよ! 取り返してみろ! この3人で両国で闘うぞ!」
20160228 (17)
【試合後のコメント】
――両国大会のカードが決まりましたが。
LiLiCo まず(梅田と渡瀬の)顔が最高だよね。もうそこからだからね私わね。いいよ、私がもうちょっといろいろ作戦を(考えるから)。いいよね? ビビってるの?
渡瀬 いえ…。
LiLiCo 肉食べたいんでしょ?
渡瀬 肉食べたいです。
梅田 食べたいです。
LiLiCo うん、そうしたらね体ももっと強くなるし。
梅田 ちゃんと練習して。
LiLiCo うん。技ね、ちゃんと決めましょう。
梅田 三人でちゃんと決めましょう。
LiLiCo 絶対勝ちますよ。絶対に勝ちますよ! ごめんさい赤井沙希、もう申し訳ないけどプロレスラーとしてもモデルとしても、将来はちょっと危ないね。
梅田&渡瀬 そうですね。
梅田 メンツ的にもぶっちゃけ勝ってるんでね。スター性もあるし、将来性もあって、僕らのほうがぶっちゃけ勝ってるんで(苦笑)。まあまあ、あとはやるしかないって感じですね。
LiLiCo さっき勝ったんだよ。大石さ、大石は私のルックスにビビったよね?
梅田 ビビってましたね(笑)。
LiLiCo 技を磨くというか、あとはもうちょっとしたことだよ。大丈夫、何の問題もない。
梅田 何の問題もないですね。もうやる前から勝っているようなものなので。

――ベルトもデコって、両国大会ではTシャツも発売されることになりましたね。
LiLiCo 当然3・21のあと、これ(アイアンマンのベルト)は私たちのものなので、周りもまだまだデコりたりなのもあるし、正直この(IRONMANの)Aが間に合わなかったです。Aだけ間に合いませんでした。すみません。私もいろんな仕事持ってるんで(苦笑)。でもこの周りもちゃんとやるんで。もう他の人には渡らないんで、みんなで楽しく一緒に……。
梅田 そうですね!
渡瀬 (ベルトに)LiLiCoって入れちゃってもいいんじゃないですか?
梅田 ネーム入れちゃってもね。
LiLiCo (CHAMPIONの)Pがちょっと抜けちゃってるんで。みんなの扱いがアレなんで。まあでもこれはもう人に渡らないね。
梅田 そうですね。
LiLiCo もうピッカピカのを持って来ます! 闘います! そしてピッカピカのベルトを持って帰ります! なあ?
梅田 はい。そうしましょう。
LiLiCo 以上。いいね?

――このデコはいくらぐらいかかったんですか?
LiLiCo このデコはドンキで買ったのでリーズナブルです!
梅田 リーズナブルですよね。
LiLiCo でもスワローです! スワロフスキーですよ!
梅田 おぉ〜。
LiLiCo 赤井沙希の馬鹿がこの(IRONMANの)Iだけデコったの。違いますよね輝き。分かります? 偽物と本物の違い!
梅田 I、ヘタクソだな(苦笑)。
LiLiCo I、めっちゃヘタクソ! だからもうベルトでも勝ってるわ。デコっても勝ってるから。闘っても勝ちます。

――赤井さんは女子としても偽物だと?
LiLiCo そうだろ? あれ女?
渡瀬 それはちょっと怪しいところじゃないですか。ニューハーフ説っていうのも。
LiLiCo 肉食いに行こうぜ!
梅田 行きましょう!
LiLiCo (東スポ岡本記者に)何笑ってんの? 3・21ドロップキックするよ!
岡本記者 勘弁してください。
梅田 本番で出しましょう。
LiLiCo そうだね。肉行こうぜ、肉!

20160228 (26)
――試合に勝ちましたが、試合後LiLiCoさんとの両国のカードが決定しました。
大石 俺たち大石真翔、赤井沙希、レディビアードのカワイイコネクション。久しぶりの再結成なんだけども、まさかの梅田、渡瀬……まさかLiLiCoがあの二人を選んでくるとは思わなかった。でも、まあ…まあまあ若さじゃ負けるかもしれないけど、かわいさじゃ俺たちの圧勝だと思っているんで。なあ赤井さん、言ってやれ言ってやれ。
赤井 逆に向こうのカワイイ要素って、ひとつでもどこかにあるんですかってことですよね。
大石 ああ、本当にその通りだね!
赤井 あとLiLiCoさんが組む相手がXとXXって発表されていたじゃないですか。どんな人が来るかと思ったら、えっ誰でしたっけ?
大石 渡瀬、梅田。
赤井 えっ?
大石 梅田。
赤井 梅田君? あの二人、若い子にしては結構話すほうだったんですけど、さっきのリング上でのあの顔! 私、今後一切飲みの席でも助けないですね!
大石 助けない?(苦笑)
赤井 どんだけ良くしてあげたのって。
大石 あいつら肉で釣られたからな。
赤井 ね。もう一切助けへん! どんだけ助けた今まで。全部殺してやりますよ、これからは。
大石 恐ろしいな、赤井沙希の逆鱗に触れたぞあいつら!
赤井 もう助けへん!
大石 ああ、もう助けへん!
赤井 もう助けへん!
大石 それプラスLiLiCoぶっ殺してやるよ!
赤井 そうですよ! 何かノコノコ来て。

――ベルトもデコられてましたが。
赤井 そうですよ! デコられてて。
大石 あれよ、よう見たらよ赤井沙希がデコったところはただ何かキラキラ光るだけのシールだったけど、それ以外は本物のスワロフスキーだったな!
赤井 ちょっと私が偽物のスワロフスキーって言ってるんですか?
大石 輝きが違ったって言ってんだよ! 本物のスワロフスキーだったな、正直!
赤井 それは……持っている人によって変わるんですよ輝きは。……LiLiCoさんが持ったら輝きが濁ったってこと! 私が持ったら全部輝くから。
大石 偽物のスワロフスキーでも輝く?
赤井 そうそうそうそう! 偽物でも輝く! 輝くんだこの野郎!
大石 偽物でも輝くんだこの野郎! ふざけるんじゃねぇ!
赤井 だから持つ人によってベルトって輝きが変わるから。あのベルトを光らせられるのは私だけ!
大石 よっしゃ、本物のスワロフスキーはここにいる、てね。
赤井 てね。オイLiLiCo! 当日までにもっと潤う足しておけよ! それだけや!
大石 キューティクルじゃ負けてねぇかんな!

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第3試合は竹下幸之介vs佐々木大輔のスペシャルシングルマッチ。両者は3・21両国のKO-Dタッグ選手権試合の前哨戦。竹下が佐々木に襲い掛かってゴング。串刺しビッグブーツからブルーサンダーを狙うもカウント2。佐々木は場外エスケープするとセコンドの福田を痛めつける。松井レフェリーが福田を心配して覗き込んでいるとロープを跨ごうとする竹下に佐々木が急所攻撃。直後の丸め込みをクリアした竹下がショートレンジ・ラリアット。バックの取り合いから松井レフェリーを巻き込もうとする佐々木。竹下がこれはまずいと緩めたところで佐々木が丸め込む。これをクリアした直後に佐々木が佐々木式ウラカンラナをズバリ。ガッチリ押さえ込んで3カウント! 秒殺劇に場内は騒然となった。
20160228 (20)
第4試合は木高イサミ&関根龍一vsヤス・ウラノ&彰人vs坂口征夫&マサ高梨vs石井慧介&高尾蒼馬の4WAYタッグマッチ。攻守が目まぐるしく入れ替わる中、終盤にイサミと坂口が対峙すると激しいエルボーの打ち合い。イサミのボディブロー、坂口のミドルキックと打ち合い。神の右膝はイサミが回避する。ウラノが高尾をショルダースルーして場外に送り出すと高梨、関根ともどもプランチャで釘付けに。リング内では彰人がイサミに襲い掛かる。イサミは彰人を丸め込み、さらに絶槍(ぜっそう※ヒザ蹴り)をクリーンヒットさせると直後に押さえ込んで勝負あり。
20160228 (24)
試合後、イサミがマイク。イサミ「今日みたいに両国も、その先だって俺はDDT相手にこのベルトを防衛し続けます」関根「防衛し続けるなら俺に挑戦させてください!」イサミ「よし、わかった。やろう!」中津「ちょっと! 関根さんがいいならBASARAでやろう!」イサミ「じゃあ、両国終わったらやろう」亜門「ちょっと待ってください! 両国のあとのタイトルマッチはKO-D無差別級王座次期挑戦者決定およびいつでもどこでも挑戦権争奪時間差バトルロイヤルで勝ち抜いた選手が4月24日後楽園で挑戦すると決まっているんです」関根「いつ権くださいよ! 私が挑戦します!」中津「いつ権! いつ権!」亜門「いつ権じゃねえから! 関根選手も中津選手も当日はBASARA提供の8人タッグマッチで発表されてますから、イサミさん、無理ですよね」イサミ「みんな、いつ権に挑戦したほうがいいじゃん」亜門「代表のイサミさんが言うならわかりましたよ。2人は試合変更で決定します」イサミ「いつ権を取るのはオマエたち、そして防衛するのはプロレスリングBASARAの木高イサミだ!」
20160228 (25)
第5試合はDDT EXTREME級選手権試合。第34代王者のケンドー・カシンはアントーニオ本多、ヨシヒコを相手に「3人でおこなうシングルマッチ・ルール」で3度目の防衛戦。ヨシヒコの“黒子”には“実兄”のマッスル坂井が。カシンは「はぐれIGF軍団」のTシャツ。宮崎謙介元衆議院議員のボディーペイント、さらにベルトを持ってこないばかりか、自ら指名したヨシヒコを見て「誰?」。場内は「ヨシヒコ」コール。カシンとアントンで場外戦。カシンがアントンを羽交い絞めにすると、ヨシヒコが鉄柱からプランチャ。カシンはそのヨシヒコを掴んで入場ゲート奥へ投げてしまった。カシンはアントンをリングに戻してストンピング。キャメルクラッチを決めているとヨシヒコがリングに戻ろうとするが、カシンはそれを見るなり場外に出て坂井に蹴りを見舞い、ヨシヒコをバルコニーの壁へと投げ当てる。カシンがリングに戻るとアントンを松井レフェリーにぶつける。さらにヨシヒコをダメージ残る松井レフェリーにぶつけてリングにイスを持ち込む。ヨシヒコにイスを持たせてアントンに攻撃させたばかりか、坂井にも一撃。するとカシンはイス攻撃を受けたフリ。リングにはイスを抱えたヨシヒコの姿。ようやくダメージから回復した松井レフェリーがヨシヒコを見て「反則だ!」と注意。カシンはヨシヒコを掴んで自らの体の上に乗せてカウントを取らせるも、これはアントンがカット。アントンがカシンにスコーピオンデスドロップ。ヨシヒコを鉄柱に叩きつけて、自身に括り付けつるとダイビング・フィストドロップを投下。アントンのカバーはヨシヒコがカット。ヨシヒコがアントン、カシンにドロップキック。ヨシヒコがカシンに近づくと、カシンはそこを待ってましたとばかりに飛びついて腕十字。ヨシヒコが坂井ともどもタップして試合終了。
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試合後、アントンがマイク。アントン「ちょっと待ってくれ! そのベルトに気持ちを注いでここまでやってきたが、こんな有様じゃ俺は納得いきません! もう一回! 今度はヨシヒコなしでもう一回だ!」カシン「よしわかった! アントーニオ! もう一回だな。次の挑戦者は…ササダンゴ・マシン!」カシンはさっさと退場。入れ替わるように黒子の恰好をしたササダンゴが左腕を押さえながら登場。ササダンゴ「ただ今ご使命に預かりましたスーパー・ササダンゴ・マシンです」アントン「なぜそんなに息があがっているんだ。左腕も痛そうだが」ササダンゴ「そんなことないよ」アントン「俺はササダンゴ・マシンってカシンに言われた時、100悔しかったけど、やっぱり俺が任せられる坂井ちゃんがいくのであれば、この身を引いてもいいんじゃないかと思っている。ここはここで坂井ちゃんにいってほしい。これだけの人がアンタに期待してるよ」ササダンゴ「え~~頑張ります」最後はアントンの音頭による「スリー・ツー・ワン! マッスル! マッスル!」で締め。
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【試合後のコメント】
カシン 次はできればアルティメット・ロワイヤルだな。アルティメット・ロワイヤル。誰も二度とやらなかったアルティメット・ロワイヤルルール。
――2人で?
カシン いや、わからないな。何人でもいいよ。永田裕志が来てもいいし。FMWが来てもいいし。
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――カシン選手から指名される形でEXTREME級王座への挑戦が決まりましたが。
ササダンゴ ケンドー・カシン選手って早稲田大学出身で、レスリングエリートですよね。でも僕は恥ずかしいからあまり言ってないですけど、最初に好きになったというか共感を抱いたレスラー、共感を持って見ることが出来るはじめてのプロレスラー、僕が大学時代にはじめてプロレス観に行って、はじめて「あ、同じ大学の人がプロレスやってる」って思って。向こうはレスリング部出身のアレでしたけど、僕はシネマ研究会っていう映画サークル出身で。全然違うけど、早稲田出身の人がいるんだな、こういうところでやっているんだなと思いながら、(カシンは)メチャクチャな試合をずっとやっていて新日本プロレスのジュニアで。すごい面白いなって思ってて。まさかこういった形でカシン選手と両国でタイトルマッチ、これは本当に僕が今までやってきたプロレスとか…僕はまったくレスリングエリートでもないし、体はちょっとデカイかもしれないけど、フィジカルに関する自信は一切ないですけど、僕のやってきたプロレスのすべてをぶつければ、ひょっとしたら勝算はあるのかもしれないし、何よりここはDDTのリング、ホームグラウンドですから何があってもおかしくないし。とにかくやっぱりベルトを…こういった場で指名してくれたんで、責任持ってベルトを取り返したいなぁなんて思っています!
――カシン選手は試合後に「アルティメット・ロワイヤルルールでやりたい」と……。
ササダンゴ ハッ? アルティメット・ロワイヤルってシングルでしたっけ?(苦笑)
――「何人でもいい。永田裕志でもFMWが来てもいい」と言ってましたが。
ササダンゴ ハイハイ。じゃあアルティメット・ロワイヤルルールなんでしょうね。チャンピオンがルール決められるんでしたっけ?
――EXTREMEはそうです。
ササダンゴ で、アルティメット・ロワイヤルルールになる?
――一応、カシン選手はそう言ってました。
ササダンゴ それ早く言ってもらえませんか? これはもう感傷に浸っている場合ではないよ、アルティメット・ロワイヤルルールなんだから! 究極のロワイヤルって意味でしょう! ロワイヤルってどういう意味ですか?
――なんでしょう……。
ササダンゴ 究極のロワイヤルなんだね! じゃあそのかつて新日本プロレスがやったアルティメット・ロワイヤルルールでやるっておっしゃってる?
――はい。「二度と誰もやらなかったルール」と。
ササダンゴ あぁ。ちょっと頭おかしいっすよね、カシンさん。まぁ…ね、いい意味でね。だけど他のDDTの若者たちがまともにその言葉を解釈しようとしても、その中に囚われちゃうだけなんで自由に解釈してやっていければなと思います。
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アントン 今日はケンドー・カシンと2回目のシングルマッチ、シングルマッチというかシングルマッチという体(てい)の謎かけをカシンさんがしてましたけど、非常にですね1回目の試合よりも濃密なやり取りができたんです。それは本当に快感だったんですけど、勝敗については直接取られてないんでね、納得いかないという形でああいう表明をしましたけど、勝敗に関わらなかったからこそ快感だけが残ってしまった。(通りすがりのササダンゴが「よかったね」)そんな感じで(笑)、つまり楽しさしか感じなかったということですよね。これで次、ササダンゴ・マシンが両国大会で挑戦するということで、これも非常に私としては楽しみです。もちろん、ササダンゴ・マシンはライバルでもあるんですけど、やっぱり僕はササダンゴ・マシンさんから影響を受けている部分が実は大きいので。だから見届けたいですよね。それがだから吉と出るか凶と出るか分からないですけど(苦笑)、その試合が吉と出たら「ああ、やっぱり俺の坂井ちゃんだな」って思うだろうし、凶と出ても「ああ、やっぱり坂井ちゃんだな」って思うと思いますね(笑)。なので、私もある程度緊張して見る気がします。本当に切り替えて、両国では何年か前に対戦させていただいた藤波辰爾さんと、あと息子さんの。私、実はですね京王線沿線に住んでいるんですけど、何かね学生服を着た少年と藤波さんが京王線に乗っているのを見たことがあるんですよ。それがLEONA君だった可能性もあるんでよね? 結構前です。5年前くらい。LEONA君って何歳なんですか?
――大学を卒業したくらい?(実際は22歳)
アントン ということは、ひょっとしたら高校の時のLEONA君だったかもしれないです。あのね、何かよかったです。すっごいデカかってです(笑)。やっぱり藤波さん、車内で目立つんですけど、何かこう…格好は地味なお父さんだったんですね。その感じがもう…あっと思った。そういった思い出もございますが、同じ京王線ユーザーとしては負けてられないし(苦笑)、非常にケンドー・カシンとこれまで抗争してきてですね、いわゆるひとつのメジャーの選手と闘うことに対する心の持っていき方とか快感、試合中での快感みたいなものはですね、やっぱり私にとって重要なものだなっていうのはあるんです。だからとってもカードとしては嬉しいです! 月並みな言葉ではありますが、ちょっと頑張っちゃいたいと思います。以上です。
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セミファイナルは遠藤哲哉vs石川修司のスペシャルシングルマッチ。両者は3・21両国のKO-Dタッグ選手権試合の前哨戦。遠藤が奇襲して試合スタート。巨体をボディーすら宇で叩きつけ、スカイツイスターを狙うも、これは場外に逃げられてしまう。場外戦で石川は遠藤をイスに叩きつけると北側ステージの記者席へ移動し、イスの上へのボディースラムでダメージを与える。遠藤はカウント19で生還したが、腰へのダメージが響いてジャイアントコブラで苦悶の表情。石川のニーリフトでどよめきが起こる中、カバーするもカウント2。石川の垂直落下式ブレーンバスターもカウント2。石川が逆片エビ固め。5分経過、石川がニーリフトからスプラッシュマウンテン狙い。遠藤は何とか踏ん張ってリバースショルダー。ドロップキックでエプロンに出す。石川の奈落式ブレーンバスター狙いを遠藤が踏ん張ってエルボーで落とすとケブラーダを発射。巨体をリングに戻してカバーするもカウント2。石川はブレーンバスターを踏ん張ってコーナーにぶつけて串刺しラリアット。遠藤は串刺し攻撃をかわして下から蹴り上げるとトップロープ越えのフットスタンプ。さらにfromコーナーtoコーナーを決めたがカウント2。石川はムーンサルトを剣山で迎撃。串刺しラリアットから急角度バックドロップ、ジャイアント・フットスタンプと畳みかけるがカウント2。10分経過、石川はネックハンギングで遠藤をコーナーにぶつけてからラリアット。このカバーはニアロープ。遠藤はロープワークからドロップキックを放つとコーナーの登る。石川が蘇生して捕まえにいく。遠藤は下から掬ってパワーボム。これはカウント2。ムーンサルトもカウント2で決まらない。ト―チャーラックボム狙いは石川が踏ん張ってエルボー合戦。石川はロープに向かう遠藤をキャッチしてボスしけてるぜ。さらにランニング・ニーリフトはカウント2で返されるとスプラッシュマウンテン狙い。遠藤はこれをウラカンラナで切り返すがカウント2。石川はニーリフトで動きを止めてファイアーサンダー狙い。遠藤が抜け出して丸め込むもカウント2。遠藤のバック宙キックをキャッチした石川がファイアーサンダー。カウント2で返されるとニーリフト。カウント2で返す遠藤に問答無用とばかりにスプラッシュマウンテンを決めて3カウント。
20160228 (42)
試合後、石川のセコンドについていた佐々木がマイクを取って「おいおい! よええな! 見ての通り、俺たち汗一つかいてねえぞ! なんか言ってみろよ」と大の字の遠藤に蹴り。竹下が向かおうとすると、佐々木はこれを制して「いいか、これが現実だ。両国でそのベルトを巻くのはこの俺、佐々木大輔と石川“エイドリアン”修司だ。お遊びはこれまでだ!」と挑発した。
20160228 (43)
【試合後のコメント】
――両国でのタッグ王座挑戦に向けて、幸先のいい前哨戦でした。
佐々木 見ての通りシングルふたつやって、ふたつとも完勝。俺たちは汗ひとつかいてない。分かるか? 強すぎてよ、コメントも出ねぇよ、オイ!
石川 タイトル前にふたりとも勝っちゃったんで、前哨戦はもういらないんじゃないかなって。あとはもう両国本番一発で獲っちゃうんじゃないですかね、本番で。まあ遠藤もいいレスラーだと思いますけど、まあやっぱり僕がデカくて強いんで。デカくて強い以外の部分は全部大ちゃんが、カリスマが担ってくれるんで。最強のチームだと思うんで、まあ100%じゃないですか? うちが勝つと思います。どうすっか、(週刊プロレスの)加藤さん。
加藤記者 強すぎます!
石川 前回それ聞きましたよ。今回は……。
佐々木 お前の感想だろ、それ! お客さんじゃねぇんだから(苦笑)。
加藤記者 本番はタッグなんで。シングルとは違ってタッグなんで。
石川 ……今の質問ですか?
佐々木 感想だろぉ! もう終わりだ終わり!
石川 終わりだ、終わり!

20160228 (57)
――挑戦者チームにシングルで2連敗。両国に向けて不安の残る前哨戦になってしまいました。
遠藤 まあ……そうですね。竹下と佐々木選手の試合は自分は見ていないんですけど、自分がやった石川選手との試合は、正直まったく歯が立たなかった、圧倒的な、一方的な試合でした。あと1ヵ月ないですけど、このままじゃ確実に勝てないと思います。何か1ヵ月ないですけど、少しでも変わっていなかいと、我々の未来はないと思います。
竹下 そうですね、今日前哨戦2連敗ですけど、でも自分の今日の負けた敗因と言いますか……結構、自分のキャリア史上最も短い試合と(言っていい)、それくらい短期決戦だったんですけど。もちろん佐々木選手のウラカンラナ、フランケンシュタイナーは警戒していたんですけど、フランケンシュタイナーっていうのはもともと丸め込み技じゃなくて、頭から脳天をマットに突き刺す技なので。それを忘れてただけです! ちょっと頭打って、その一瞬の隙は見せてしまいましたけども、それは相手の手の内を出させたようなものなので。今日、遠藤選手と石川選手の試合もセコンドで見てましたけど、必ず打ち破れる壁だと思います。なので、両国はしっかりベルト防衛して自分たちが現在だということを証明したいと思います。

20160228 (58)
メインイベントはHARASHIMAvs入江茂弘のKO-D無差別級王座次期挑戦者決定戦。王者のイサミが本部席から観戦する中、14時18分開始のゴング。ロックアップから入江がロープに押し込んでクリーンブレイク。バックの取り合いから入江が腕を取るとグラウンドに引き込んでヘッドシザース。さらにヘッドロックで絞っていく。ショルダーアタックで倒すと、キックで向かっていくHARASHIMAにハンマーパンチ。HARASHIMAは場外エスケープ。入江が追いかけて頭突き。向かっていったところ、HARASHIMAがかわすと南側鉄柵に激突。これで腹部を痛めた入江をHARASHIMAはエプロンにぶつけてリングに戻し、ボディースラムからのフットスタンプ。これはカウント2。HARASHIMAはギロチンドロップを腹部に落として、串刺しエルボーからコーナー2段目に乗せてフットスタンプを投下する。さらに串刺しダブルニー連打から踏みつけていった。HARASHIMAは入江をコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスター。これはカウント2。ファルコンアロー狙いは入江が踏ん張って交通事故タックル。10分経過、入江が串刺しラリアット、テディベアと猛攻。ブレーンバスター・ホイップをHARASHIMAがファルコンアローに切り返し、カウント2で返されるとフットスタンプ。入江もブラックホールスラムでやり返してフライング・ソーセージを投下したがカウント2。エルボーの打ち合いで意地の張り合い。HARASHIMAがミドルキックに切り替えて入江のエルボーとラリー。入江がエルボーを放つとHARASHIMAが崩れ落ちる。入江はHARASHIMAを引き起こしてバックドロップ。2発目はHARASHIMAが踏みとどまると脚をクラッチしてバックドロップで投げる。これもカウント2。入江がビーストボンバー。HARASHIMAはカウント2でクリア。HARASHIMAは自分が垂直落下式バックフリップをかわしてリバースフランケンからジャンピング・ハイキック2連発。15分経過、ダブルダウンから先に起き上がったHARASHIMAがコーナーに登る。追いすがった入江を落とすとスワンダイブ式フットスタンプ。これはカウント2止まり。HARASHIMAは山折りから蒼魔刀へ。これはカウント2。HARASHIMAは入江の腹部を蹴り上げてファイアーバード・スプラッシュへ。入江はカウント2で返す。場内「イリエ」コール。入江がファイアサンダーを狙うもHARASHIMAが着地して後頭部に蒼魔刀。正調の蒼魔刀を狙うHARASHIMAを入江がキャッチしてドリル・ア・ホール・パイルドライバー。大暴走からビーストボンバーを決めるもカウント2。入江が何度も押さえ込むがHARASHIMAがカウント2で返し続ける。ならばとエルボーを打ち込むがカウント2。入江が頭突き、HARASHIMAがハイキックからなんとカナディアン・デストロイヤー! カウント2で返すHARASHIMAがバズソーキック。入江が足をキャッチする中、HARASHIMAが至近距離での蒼魔刀。最後は正調の蒼魔刀を決めて熱戦に終止符を打った。
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勝負は決したが入江がなおもHARASHIMAに向かっていきそうになると、HARASHIMAが制す。入江は悔しさをにじませて引き揚げた。HARASHIMA「入江、決定戦、ガッチリした熱い闘いありがとう! 君は本当に強いし、今日の入江は僕が見てきた中で一番強い入江でした。でもね、今日勝った僕のほうがまだまだ強いから。でも正直そんな余裕あんまないよ。入江、僕がベルト獲ったら、またタイトルマッチやろう。何度でも何度でも闘おう。ありがとう!」
20160228 (51)
亜門「この試合結果を持ちまして両国のメインは木高イサミvsHARASHIMAに決定です。チャンピオン上がってきてください」イサミがリングイン。HARASHIMA「両国はよろしくお願いします。ただ一つ言っておくと今の僕はメチャクチャ強いんで気をつけてください。このベルトをDDT、この僕に返してもらうんで」イサミ「マイクで言い争う気はありません。去年、勝ってないんですよね。ずーっと勝ってないんですよ。僕、両国って踊りを含めてあまりいいイメージがないんで…というのは今の僕にとってどうでもいいんで。今のHARASHIMAさんがどんなに潰しにこようと、僕は楽しめるだけの実力を自信を持って出せます。勝負です」両者が握手。互いに離さず腕相撲になるとHARASHIMAがイサミの腕を倒したあと、イサミはHARASHIMAの足元を蹴ってから腕を倒して勝ち誇る。イサミが先に引き揚げた。
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ここで選手が呼びこまれてリングイン。高木「昨年2月のさいたまスーパーアリーナ大会で両国開催を発表させていただきました。同じく昨年夏、両国国技館の全面使用ということも発表しました。3月21日、両国国技館大会、我々にとって大きな大きな一歩だと思います。必ず成功させます。そして、今日ここいるお前たちも会場にいるみんなも聞いてください。お客さんは俺たちがいなくても生きていけるけど、俺たちはチケットを買って見にきてくれるお客さんがいなければ生きていけない! 3月21日、両国は見に来ていただいたお客さんすべてを満足させる最高の興行にします! ご期待ください!」HARASHIMA「僕たちはドラマティック・ドリーム・チーム。そしてみんなもドラマティック・ドリーム・チームですよ。そのみんなが力を合わせて両国大会、必ず成功させてやるさー!(観客『なんで~!?』)みんな両国見に来るさー!(観客『なんで~!?』)そして両国のあとももっともっと突っ走ってDDTは大きくなってやるさー!(観客『なんで~!?』)なんでかって? それは鍛えているからだー!」最後は円陣を組んで「両国大会、満員にするぞー!」「おーっ!」と一丸となって大会は締めくくられた。
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【試合後のコメント】
――入江選手との挑戦者決定戦に勝って、両国でイサミ選手の持つKO-D無差別級王座への挑戦が決まりました。
HARASHIMA もうラクに勝てる相手ではなかったし、本当に強い選手の入江に勝てて、とりあえずひと安心です。でも本当に次の両国、イサミとやるのが決まっているんで、もう気を引き締め直して両国に臨みたいと思います。
――入江選手に対して、今日はエグい顔面への攻撃が何度かありましたが。
HARASHIMA まあ勝つためにやっただけですよ! あそこまでやらなきゃ勝てない相手だし。本当に強いんで、危なかったですよ。
――王者のイサミ選手とリング上で向かい合いましたが、ここ最近のタイトルマッチを見ての印象は?
HARASHIMA やっぱりどんな試合スタイルでも出来るのと、何でも出来る選手なので、本当に穴がない選手。で、強さを持っている選手。すごい選手だとは思います。
――今回の両国は初の全面使用になりますし、挑戦者としてメインのリングに立つことで、これまでの両国大会と違う部分はありますか?
HARASHIMA とくに気にしてないですけど、いつもビッグマッチは一番最後に入場して一番最後に帰りたいなと思っているので。今回はそういうのじゃないですけど(苦笑)、それぐらいの違いで。でも全面っていうのもはじめてやるんで、そのリングでメインに立てることで、とりあえずよかったです。というか、それで絶対イサミに勝って一番最後にリングを降りたいと思います。
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――両国のメインの相手がHARASHIMA選手に決まりましたが、試合を見ていかがでしたか?
イサミ いや、すごかったですね! ちょっと……ちょっとどころが、すごく驚いちゃいました。その試合内容に。それは入江も含めての二人の試合にちょっと驚かされちゃいました。
――HARASHIMA選手が最後、入江選手の顔面を攻撃するシーンがありましたが、「あそこまでやらないと勝てなかったから」とおっしゃってました。ああいう厳しい攻撃が両国でも来ると思いますが。
イサミ そうですね。逆にそれが引き出せなかったら僕が弱いってことなので。でも全然自信ありますね。
――DDTの両国大会のメインで王者として入場してくるわけですが、何かそれに対する思いとかはありますか?
イサミ やっぱりね最後に入場して、最後に帰るまでがチャンピオンだと思うので。今、HARASHIMAさんも自分とDDTにこのベルトを取り戻すって言い方をしましたけど、何か僕にはそれすらちっぽけに思えるくらいHARASHIMA戦は楽しみですね。……なんだろうなぁ。やっぱり入江もそうだったように、僕もHARASHIMAさんには勝ったことないんですけど、まあ僕も過去のデータは参考にならないって思ってもらって大丈夫ですね。
――今日、リング上で同じBASARAの関根選手や中津選手が「タイトルマッチやらしてくれ」とアピールがありましたが、HARASHIMA選手に防衛したらBASARAの選手と防衛戦をやってみたいという思いはありますか?
イサミ ありますね! BASARAの選手とやってみたいという思いというか、それはアイツらの主張なんで。アイツらが主張してそうしたいって言うんだったら、それを叶えてあげるのが僕の役目だと思っているので。アイツらが“いつ権”を取ればいいんじゃないですか。いつ権を取るか、もしくは……どういうルールなんですか?
――両国でやるのは初なのでどういうスタイルになるかはわからないですが、今までのは天井からぶら下げられた封筒の中に……。
イサミ それか、もしくはそのバトルロイヤルに勝ったら、もう次期挑戦者なんですよね?
――今まではそうでしたね。
イサミ だから勝つか(いつどこ権を)取るか、今までと同じスタイルだったらそれをすればいいんですよね。それが出来なかったらアイツらが悪いと思うし、逆に防衛出来なかったから僕が悪いと思う。でもみんないいですよ。BASARAの関根と中津も両国出ますけど、BASARAのためにとか別に思わなくていいです。自分のためだと思ってやってほしいですね。BASARAのために何か、じゃないんです。そこに自分たちの力を持っていかないでほしい。自分がやりたいことをやってくれって、僕は思います。僕もその通りに闘います。強いてはそれが最終的にBASARAのためになる。
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※入江茂弘はノーコメント。
【高木三四郎大社長の総括】
高木 両国前最後の後楽園大会ということで、昨年から動いていた部分もあって両国は全面使用というはじめてのことにチャレンジをするんですけど、今年が19周年で、来年が20周年を迎える中でひとつひとつ、一歩一歩進んでいかなきゃいけないのかなっていう気持ちではいますね。だから本当にギリギリはギリギリだったんですけど、独立はしちゃいましたけど(苦笑)飯伏幸太が復帰戦を迎えることができて、個人的にはよかったのかなと思いますね。あとは今のうちが出せるベストを揃えられたんじゃないかなという自負はありますね。これを継続させていくのが一番大事なことで、継続させながらも常に発展させていくようなことが必要なのかなと。2016年というのは、本当に2015年がいろいろあり過ぎて、すごい激動の年だったと思うんですよ。2015年は本当に…。だからこれはもう成長していく過程では仕方のないことだと思うんですよ。2015年のひとつの形で2016年を迎えて、2016年はやっぱりふたつあると思うんですよね。地固めをしながら発展もさせていくという。だから先ほど発表させていただきましたけど、ベストストレッチの3号店をオープンさせて、そっちは整骨院なんかも兼ねてできればなと。最初はとりあえずベストストレッチとしてのオープンなんですけど、一応整骨院としてもできればなみたいなところはありますね。ついこの間は新宿三丁目にバーをオープンさせたりだとか、やっぱり選手が安心してプロレスを続けていける環境を作ってあげたいなという気持ちですね。2016年はそういう地固めをしながらも、いろいろと拡大していくという、本当にふたつの難しいことをやらなくちゃいけないというのは僕の中で大きなテーマなんですけど、何とかそれをしていって。まずは3月21日の両国大会を成功させて、本当に昨日、新崎人生さんがテレビで素晴らしいことを言ってらっしゃるなぁって。でもアレはもう僕らも常に、いわゆるショービジネスの世界においては僕らがどうやって生活していくか、生きていくかというのは本当にお客様の(購入する)チケットにつながるので、そこは大事にしていきたいなと。やっぱりファンの方との信頼関係だったり、これからDDTを見ようと思う部分だったりを大事にしてやっていきたいなと思っています。
――両国のメインが今年BASARAを立ち上げたイサミ選手の持つKO-D無差別級王座に、昨年いろいろあったHARASHIMA選手が挑戦するというカードに決まったことについては?
高木 本当に入江が出てきてもおかしくなかったし、HARASHIMAが出てもおかしくなかったし、本当にすごくしのぎを削る闘いだったと思うんですけど、結果的にHARASHIMAが制してイサミと闘うという…しかも挑戦者として闘うというのは、これまたいつもにない形なので。じゃあイサミが外敵なのかと言うと外敵でもない。やっぱり同じグループ内、支持もされているっていうね。だから二人にとってもすごく大事な試合なんじゃないかなっていう気はしますね。イサミもこれ以上にBASARAをもっともっとステップアップさせていきたいでしょうし、HARASHIMAはHARASHIMAでもっともっと(DDTを)引っ張っていきたいという気持ちもあるだろうし。そういう意味では楽しみですよ!
――藤波親子が参戦するということですが。
高木 藤波さんだけじゃなくて、LEONA君というのが実は一番ポイントなのかなって僕は思ってます。今、LEONA選手がどういう気持ちで、このDDTに混じってくるのかなっていうのがすごく楽しみな気がします。ハッキリ言って闘う相手はみんな濃い選手ですよ! アントーニオ本多、福田洋とすごく濃い! たぶんLEONA君が今まで経験したことのない闘いが待ち受けていると思うんですね。それで埋もれちゃうのか、それとも何か違うLEONA像を見せるのかというのがすごく楽しみですね。だから交渉の段階で最初からLEONA君っていうのはあったので。とにかく藤波LEONAっていう存在がどう自分を出すことが出来るか。これを乗り越えたら、次またいろいろな闘いが見られそうじゃないですか。坂口(征夫)さんだっているだろうし、うちの主力どころだっていっぱいいるだろうし、僕もやりたいなって思うし。状況が許されるならLEONA君を路上プロレスに引っ張り込んだっていいですよ! 本人ができるのであれば。「リングのあるところでしか試合しない」って言ってるかもしれないけども。じゃあエニウェアフォールで、場外カウントなしで路上に引きずり込んでやりますよ! とかね、そういういろんな広がりを見せていければなって。どんどんどんどん既存のプロレスの、そこ来なぇだろっていう人をどんどん巻き込んでやっていきたいですね。でも(カードを発表したときは)湧きましたね。やっぱり藤波さんとLEONA君は。
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